【インターン応募の前に!】簡単な自己分析のやり方を解説します

就活を始める人が一番最初に取り組むべきことはズバリ「自己分析」です。

「自己分析」を怠るとその後の就活を進めることが難しくなってしまいます。

今回はそんなことを防ぐためにも「自己分析」について徹底解説をしていきます!

ぜひ最後まで見ていってください!

目次

自己分析とは

自己分析とは「自分はどんなことがしたいのか」「どんな能力があるのか」「どんな価値観をもっているのか」といった自分の特徴を理解するために、これまでの経験や考え方を振り返って整理する作業のことです。

この作業が後に自分の意思で進路を決定することにつながります。自己分析ができていない段階で就活を始めても、 自分のやりたい仕事や行きたい企業がわからず、迷走してしまいます。

まずは自己分析にしっかりと取り組み、自分自身を理解しましょう!

ここからは自己分析を行うことによるメリットをご紹介します!
 

自己分析をするメリット

メリット①:自分のやりたい事(価値観)が明確になる

自己分析を行うと、自分の好き嫌いや大事にしている考え方など、「自分自身の価値観」がわかってきます。

価値観というものは、自分のなかでは当たり前になってしまっていることが多く、改めて自分と向き合うことで、気づくこともたくさんあるでしょう。

自分はどんな考え方をもっている人間かを知ることにより、自分のやりたいことが明確になり、その考え方に合った行動をとることができます。
 

メリット②:自分の強み・弱みが把握できる

自己分析を行うと、自分の得意なこと、苦手なこともわかってきます。

じっくり自己分析を行えば行うほど、強みと弱みは明確になっていきます。

得意なことがわかれば、自己PRにも活かすことができますし、逆に弱みを把握しておくことで事前の対策にもなります。

また、業界研究や企業研究の際にも自分の得意な職種を探して、苦手な職種を避けるといったことに生かせます。
 

メリット③:企業選びの基準(軸)ができる

自己分析ができておらず、漠然と「大手企業だから」「有名企業だから」 という理由で企業を選んだ場合、企業選びの軸がないため志望動機や自己PRが中身の無いものになってしまいます。

一方で、自分の価値観や強み・弱みがわかれば、企業を選ぶ際の基準ができます。

自分に合った企業であると確信がもてれば、志望動機や自己PRは非常にスムーズにかつ、思い入れを持ったものをつくることができます。
 

メリット➃:就活の焦りがなくなる

就活は人生で初めての経験のため、自信をもてない学生が多く、いったん焦り始めると止まらなくなってしまうものです。

しかし、自己分析ができていれば自分に合わない業界や企業・職種がわかるため、勝率が上がり、焦りにくくなります

仮に選考で落とされたとしても、原因の把握がしやすく、対策もスピーディーにできるため、精神的に安心できます。
 

自己分析の3つのステップ

ここまで自己分析のメリットについて説明してきましたが、自己分析を行うには正しいステップを踏む必要があります。

ここでは具体的な方法を交えながら説明していきます!
 

STEP1 過去を振り返る

自分史を活用

自己分析を進めることの1歩目は過去の自分を知ることです。そこで自分史を活用することは非常に有効的になります。

生まれたときから今までを振り返り、自分に関するデータを表にして書き出しましょう。

その際、幼少期・小学校時代・中学校時代というように、時系列ごとに書き出していくとスムーズに整理ができます。
 

STEP2 分析

自分史で自分の過去をすべて洗い出し、主観的視点と客観的視点の2つの方向から「自分はどういったことにモチベーションを感じるのか」「強みは何か」を突き止めましょう。

今回は「モチベーショングラフ」「ジョハリの窓」「SWOT分析」を用いた自己分析の方法を解説していきます。

モチベーショングラフの活用

自分史が書けたら次はモチベーショングラフを描いていきます。

モチベーショングラフとは過去の自分の体験を時系列ごとに振り返り、自分がどのような時にモチベーションが上がり、または下がるのかをグラフにまとめる方法のことです。

モチベーショングラフを描くことで、自分自身のやりたい事(価値観)やモチベーションの大本を知ることができます。

具体的な手順は以下のとおりです。

手順①:モチベーショングラフを描く
作成した自分史の時系列に沿ってその時のモチベーションはどのくらいの高さだったかを表にします。横軸を時間軸、 縦軸をモチベーションの値として、モチベーションの上がり方と下がり方をグラフに描きます。

手順②:グラフの高いところと低いところの原因を深掘り
グラフが描けたら、高いところと低いところではどんなエピソードがあったのか、自分史からエピソードも踏まえてさらに深堀して書き出していきます。

手順③:グラフの「山」と「谷」の共通点を抽出する
原因の深堀りができたらそのグラフの「高いとき(山)の共通点、 低いとき(谷)の共通点」を探ります。

この分析によって、どんなときにモチベーションが上がり、どんなときに下がるか、共通している部分を発見できます。

共通点を抽出することによって、特に大事にしていた価値観や自分の中の判断基準の軸となるものがあらわになり、企業選びの際に確固たる軸ができます。
 

ジョハリの窓の活用

ジョハリの窓とは名前のとおり、窓のように見える枠が4つあり、ここに自分自身が見た自己と、他者から見た自己の情報を分類していく分析方法です。

解放の窓:自分も他人も知っている自分の性質

例)感情が豊か

盲点の窓: 自分は気付いていないが他人は知っている性質

例)友達思い

秘密の窓:他人は知らないが自分は知っている性質

例)負けず嫌い

未知の窓:自分も他人も知らない性質


・ジョハリの窓を活用したワーク

このジョハリの窓を実際に当てはめてみましょう。

テーマはあなたの強みや性格にします。2~3人ほどの友人に協力してもらい、あなたの強みや性格について3つほど聞き取り調査をして、その結果を4つの窓に分類して当てはめてみてください。

この方法を通じて、あらためてあなた自身がもっている強みやあなたの性格が明確化されると思います。

この方法には友達同士で楽しくやることができるという利点もありますのでオススメです。
 

SWOT分析の活用

自分史からモチベーショングラフまで描けた人は自分が知る自分という面ではある程度まとまってきたと思います。

その上で今から説明するSWOT分析とは自分の長所・短所などの内部要因就活市場、業界の動向などの外部要因をかけ合わせて、自分について考えていく自己分析方法です。

現在の立場や状況を「Strength (強み)」 「Weakness (弱み)」 「Opportunity (機会)」 「Threat (脅威)」の4つの項目に分類し、現状を分析します。

このSWOT分析を就活生の自己分析に当てはめると、次のようになります。

Strength (強み): 自分のもつ強みや長所

 例)チャレンジ精神がある

Weakness (弱み):自分が克服できていない弱みや短所

例)優柔不断 

Opportunity (機会) : 就活市場における自分へのメリット

例)年功序列が崩壊しつつあり、未経験でも挑戦できる機会が増えた

Threat (脅威): 就活市場における自分へのデメリット

例)情報過多で選択肢が多い
 

SWOT分析の活用方向

このように自身の「強み」「弱み」を就活市場、志望企業、志望業界それぞれの「機会」や「脅威」に当てはめて戦略を立てることで、自身の就活の軸を見失わずに迅速に行動することができます。
 

STEP3 言語化

分析結果をもとに、「就活の軸 (職業理念)」 と、「人事に響くアピールポイント」を言語化していきます。

就活の軸とは、「どんな仕事がしたいのか」 という仕事選びの基準のことを指します。

分析結果をもとに「自分はこんなことが強みで、こんなことにモチベーションを感じるので、これからは○○に貢献できるような仕事がしたい」 などと言語化しましょう。

そうすれば、今後の進路の方向性が決まってきます。

人事に響くアピールポイントは、 相手から見たときに魅力的な人材に映るよう、これまでに洗い出した自分の強みを志望する業界や 企業が求めている人物像に照らし合わせていきましょう。


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著者

三浦春輝

株式会社Motivateインターン生。関西学院大学4年。現在Advansで代表補佐を担う。大学3年まで就活支援サービスの長期インターンに参加後、関西の就活の現状を変えるべく活動中。趣味はスポーツ観戦。