体験談】学生起業で事業の難しさに気づき、長期インターンを始めた話

この記事を読んでいただいている方で「起業したい」と考えている方は少なくないと思います。

しかし、起業と一言で言ってもその方法は多岐にわたるほか、実際に起業することは簡単ではありません。

ビジョン・想いの無い事業は長続きしませんし、想いだけが先行して売り上げが付いてこないビジネスは商売とは言えないのです。

そこで今回は、学生起業するもそのハードルの高さを実感し、長期インターンで修行するという道に進んだ関口さんにインタビューしました。

「学生のうちに起業したいけど、何をしたらいいか分からない…」
「起業しているものの事業に行き詰っている…」

そのような方々には参考になること間違いない記事となっています。
ぜひ最後までご覧ください。

それでは、どうぞ!!

目次

プロフィール

大学・学部:立命館大学 経営学部
学年:4年(休学中)
お名前:関口温暉
 

長期インターンシップを始めたきっかけ

A(Advan運営):長期インターンシップを始めたきっかけについて教えてください!

長期インターンシップを始める以前にアパレルの事業をしていて、事業の壁打ちを今の職場の社長にしたところ「ビジネスはそんなに簡単な話ではない」と一喝いただき、修行する想いで入社させていただきました。

アパレル事業では主に学生団体、サークル、部活向けにチームT-シャツやユニフォームの作製を一気通貫でサポートするサービスを行っていたのですが、中々売上が立たず苦悶の日々が続いていました。

その中でアパレル事業とは違った「キャリア事業」を思いつき、当時大学の起業部にいらっしゃった先輩へ相談しにいきました。その後、その先輩が、人材会社に勤めていて事業部長という役職に就いてらっしゃる事を知り、事業の壁打ちをさせていただきました。

経営陣の前でピッチした際に自分の未熟さを痛感し、「この会社に身を置くことで自分は大きく成長できるのでは」と考え入社を志願しました。
 

A:そうでしたか…。具体的にはどのようなFBがあったのですか?

具体的には「売上を立てる前にビジョンを語っていた事実」に気付かされました。

事業を始めて人を惹きつけるにはビジョン(その事業に取り組む意義)が欠かせません。

しかし、前提として売上がなければその活動は事業とは呼べないのです。まずは売上を上げられる仕組み作りをする必要性を学びましたし、同時に自分の能力を高めなければいけないと焦りを感じましたね。
 

インターン先で身に付けたいスキルについて

A:今のインターン先で身に付けたいスキルについて教えてください。

まずは何と言っても、一人前に事業開発ができる人間になりたいと考えています。

ビジョンだけではなく売上を作り、自分のアイデアを事業にする方法について長期インターンシップを通じて1から学んでいくつもりです。

例え1円でも売上を得ることは簡単ではありません。

自分には足りない能力が多いので、まずはインターンシップで任せていただいているCA(キャリアアドバイザー)業務を通じてスキルを体得していきます。
 

始める前に不安だったこと

A:長期インターンシップを始める前に不安だったことがあれば教えてください。

不安な気持ちよりは、「結果を出してやろう」と燃える気持ちが遥かに大きかったです。

職場はいわゆる体育会系で、入社以前から結果主義の文化が色濃い雰囲気でした。

そのため、仕事を任された分は結果を出さないといけないと不安に感じる面はありました。

A:なるほど。実際に入社してみてギャップはありましたか?

そうですね、ギャップかどうかは分からないですが、とても「仲間意識の強い会社」だと感じます。

業務の中で分からないことがあればSlackで質問すると複数の方から回答をいただけますし、定期的に1on1の時間があるので、相談しやすい環境です。

インターン先での業務内容

A:今されている業務内容について教えてください。

入社してから7ヵ月経つのですが、今はCA(キャリアアドバイザー)業務を担当しています。

具体的な業務内容は、就職活動中の就活生と面談し学生の大切にしている価値観やキャリアビジョンの策定をサポートをする事です。

CA業務は学生への理解はもちろんのこと、求人元の企業が取り組んでいる業務内容や社風、ビジネスモデル等を詳細に理解しておく必要があります。そのため、インプットの多い毎日を過ごしています。

A:CA業務をされているんですね!とても面白そうです。7ヶ月間ずっとCA業務に取り組まれているのですか?

いえ、入社してすぐの頃は新規事業部の一員として携わらせていただきました。

インターン先は人材業の会社なのですが、インターン生4人で長期インターンシップの紹介事業を始めることになったのです。

始めは上手く行くと考えていたのですが、始めてみるとすぐ大きな壁にぶつかりました。

紹介先の企業開拓に苦戦したほかにも、学生集客も想像以上に難しいものだったのです。

その後、長期インターンシップの紹介事業はストップし、既存の人材紹介事業のCA業務を担当することとなりました。
 

長期インターンシップ中の課題について

A:0-1で新規事業を起こすのは大変ですよね。今の業務ではどのような課題がありますか?

CA業務は企業と学生どちらにしても前提知識が必要なので、とにかく覚えることが多いです。

企業への理解という面では、まずは企業ごとの特徴を知る必要があるため採用ページを見て諸情報をインプットすることから始め、ビジネスモデルの分析や業界、職種、創業背景、MVV、採用要件(どんな能力や志向性が求められそうか)等々自分で調べて紹介先の理解に努めています。

A:なるほど、やりがいがある仕事ですね!業務以外の面ではいかがですか?

業務以外の課題で言うと次の3点があります。

① 定量的に物事を考える
② 物事の解像度が低い
③ コミュニケーション能力

①の「定量的に物事を考える」こととは結果を感情や何となくで考えるのではなく、数値を追って考えていくということです。

例えば、「当日予定されていた面談に来なかった学生が多い」という分析で終わるのではなく、「8人面談した学生のうち3人が来なかった」と分析すると結果から因果関係を割り出すことが出来ます。

このように、物事を定量的に考える能力が自分には不足しているので日々の業務の中でスキルが身に付くよう気を付けています。

②の「物事の解像度が低い」点に関しては、業務の中で常に本質について考えるよう癖付けています。

日々情報を得る中で「なぜ」と考える癖を付けることで、自身の引き出しを増やすよう心がけています。

③のコミュニケーション能力とは、端的に言うと「結論から話す」能力です。話題に対して相手に伝わりやすい様に話す順序・構成を考えて話せるよう練習しています。

業務以外での面でも社会人として職場で学ぶ事が多いので、一人前になれるよう日々勉強しています。
 

インターン先の魅力について

A:インターン先の魅力について教えてください!

何と言ってもメンバー全員、本当に仲がいいです!

仕事自体はハードですが、仕事終わりに飲みに行ったりサウナに行ったりと「皆で楽しむために結果を出そう」とする社風が浸透しています。

また、積極的に仕事を任せて貰える環境であり、失敗も上司に相談できるので大変働きやすいです。
 

今後の展望について

A:今後の展望について考えていることはありますか?

今後はToB営業、マーケティング、企画職を経験したいと考えています。

今はToCの領域に携わらせていただいているので、企業向けの営業経験も積んでいきたいです。

また、マーケティングに関する知識を得ることで、マーケティングの力で集客を行う能力を身に付けたいと考えています。

1つ1つの能力を会得することは簡単ではないと思いますが、新規事業開発に取り組めるよう、結果にこだわることで1つずつ愚直に取り組んでいきます。
 

長期インターンシップを始めようか悩んでいる人へ

A:ありがとうございました。では、最後に長期インターンシップを始めようか悩んでいる方へ一言メッセージをお願いします!

まず大前提、迷っているくらいなら始めてみることをおすすめします!

選んだ行動で自分の人生が決まってくると思うので、成長できる環境に身を置いてみることが大切です。

頭で考えているくらいなら、飛び込んでみてください!

 

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著者

佐保健太郎

株式会社Motivate代表取締役CEO。大学3年時に長期インターンとして上場企業での法人営業と学生ベンチャーでの新規事業責任者を経験。関西で長期インターンが少ないことを背景にAdvansを立ち上げる。得意なことはお菓子作り。