1：目標を設定する

インターンが決まったらそのインターンに参加して何を成し遂げたいか目標を決めましょう。

例えば、インターン先の企業の具体的な業務内容の把握をする、社員の方に一日のスケジュールを直接聞く、他の就活生の温度感を知るなど、簡単な目標でも構いません。

しかし、目標を設定してからインターンに参加するのとそうでないのでは得られる経験が圧倒的に違ってきます。

具体的な数値目標も定めるとさらに良い学びになるでしょう。
 

2：インターンに行く前に下調べをする

目標を定めることができたらインターン先の企業について詳しく情報収集を行いましょう。

その企業のHPなどから簡単に情報を得ることができます。

ここではその企業のサービスや製品については必ず目を通しておきましょう。

さらに理解を深めるために、投資家に向けて公開されているIR情報も見るとより一層の理解につながります。

IR情報とは、株式を公開している企業が株主や投資家に対し、財務状況など投資の判断に必要な情報のことで、ネット上から閲覧することができます。

他には、インターンの趣旨やプログラム内容についても再度確認しておきましょう。

実施されるプログラムは実施企業によって異なります。

就労体験をするのか、説明会のかたちをとるのか、グループワークを行うのか、しっかりと確認しておくことが大切です。
 

3：積極的に行動する

インターン本番では事前に定めた目標にそって積極的に行動しましょう。

具体的には事前に収集した情報をもとに質問をしたり、グループワークであれば積極的に意見を言うことや役割をこなしていくことが大切です。

また、複数日程のインターンの場合は一日ごとにPDCAサイクルを意識して臨みましょう。

PDCAサイクルとは、Plan（計画）、Do（実行）、Check（評価）、Action（改善）の頭文字を取ったもので、効率的に成長するためのフレームワークです。

一日の初めに目標を立て、目標を実行し、一日の終わりに自分の行動を振り返り、次の日の目標につなげましょう。

目標設定のうまくいくコツは、実際の場面を想定して達成できそうなものを定めることです。

他には、就労体験ができるインターンの場合、実際に現場の社員に交じって仕事をする機会が用意されているインターンもあります。

その場合は社員の方と仕事をする上で大切な事は何か、一番苦労する事は何か、何を学んでおくと役に立つのか、どんな人たちと連携しているのか、どのような工夫が隠されているのか、他社と異なる点は何かなど、より突っ込んだ質問をすることができるためコミュニケーションを積極的に図ることで大きな財産になります。

最後に、インターンプログラム終了後、社員の方に話しかけ、自分がどうだったのかフィードバックを受けましょう。

自分から話しかければ必ず答えてくれるはずです。

インターンに参加して終わりなのではなく、次に生かせるようにすることで大きな成長曲線をえがくことができ、無能と思われなくなるでしょう。

初めのうちは躊躇してしまうこともあると思いますが、自分が後悔しないような行動をしていきましょう。
 

まとめ

インターンの場は数少ないアウトプットの場になります。

本番の選考で同じ失敗をしないために一回一回のインターンの機会を有意義に使いましょう。

行動することにおいて、「失敗」はありません。

インターンのうちにたくさん挑戦して、経験を積み重ね、経験を糧に内定をつかみ取りましょう！