Advans導入事例紹介 パナソニック株式会社様|アクセラレータープログラムで新規事業を共創

今回は、Advans導入企業インタビュー第4回目として、パナソニック株式会社エレクトリックワーク社様(以下EW社)へ長期インターンシップを活用いただいた取り組みについて取材させていただきました!

同社では、スタートアップ企業との新事業共創を目的としたアクセラレータープログラムを主催されています。

開催4回目となる今回は、初の試みとして大学生を長期インターンシップ生として受入れ、プロモーターとしてチームミーティング等へ加わってもらうことで議論や着想の活性化を図りました。

インターン生がいるからこそ得られた気づきや、チームとしてプロジェクトを進める難しさについてもお聞きしているので、ぜひ最後までご一読ください!

目次

プログラムの概要

大企業とスタートアップが最新技術を駆使し、新事業を共創するアクセラレータープログラム。

従来は会社間のみで実施することが一般的でしたが、今回は近年拡がりを見せる長期インターンシップを用いた新しい取り組みです。

24年12月〜3月の4ヶ月間にわたってアクセラレータープログラムの「プロモーター」としてインターンシップ生が参画しました。

(「プロモーター」とは、部門とスタートアップ企業の双方と積極的に連携を図り、化学反応を起こせるよう共創の支援を行う役割です)
 

照明×アート×STEAM教育」をテーマに同社(以下EW社)と株式会社miraii(以下miraii社)、インターン生の澤田さんと高井さんが1チームとなりプロジェクトを推進。

3/18の最終発表デモデイでは、期間中、 大きな検証成果が得られた企業へ贈られる「アクセラレート賞」を受賞するなど、輝かしい成果を収められました。
 

企業サイドへインタビュー!

インターン生との共創で得られたもの

Q1.インターン生との共創で得られたものについて教えてください!

miraii社:社会人のみのミーティングでは気づかなかったような視点から意見を出してくれたことが印象的でした。

インターン生のお二人ともミーティングの際に臆することなく発言をしてくれました。

特に記憶に残っているのが、プレゼン資料に対するアドバイスです。

プレゼン資料をスタイリッシュに作り過ぎていたようで、客観的に見にくいと指摘いただきだきました。

フレッシュな観点で打ち返してくれたところが非常に良かったです。

 

インターン生に求めていたバリュー

Q2.インターン生に求めていたバリューについて教えてください!

EW社:一つは、今回事業のターゲットとしていたアルファ世代に年齢が近いという点です。

実際の利用者に近い意見が貰えるのでは無いかという期待がありました。

二点目は、お二人ともが「教育」に近い分野でご経験があるという点です。

澤田さんは教育学部に所属されており、高井さんは塾講師のアルバイトをされています。

今回のテーマである「STEAM教育」とのシナジーを期待して、参画をお願いしました。
 

miraii社:アルファ世代に近い点やビジネス経験が少ないからこそ、出てくる案が新鮮で自分たちにとっても刺激になりました。

特に、自分たちは事業についての解像度が高いからこそ、既存の枠組みに囚われ過ぎているなと感じ、お二人の発言から多くの新しい発見がありました。

 

プログラムで印象深かったこと

Q3.本プログラムで印象深かったエピソードを教えてください!

EW社:基本的にオンラインでのミーティングが大半だったのですが、議論が煮詰まってしまい前に進まなくなってしまうことがありました。

その際は、インターン生含むチームが対面で会える機会を作り、付箋を使っての意見出し等を行うことで何とか切り抜けることができました。

 

インターンのお二人にインタビュー!

参加した目的とは?

Q1.今回はどのような目的で参加されましたか?

高井さん:塾講師のアルバイト経験があるのですが、インターンでは教育の分野かつアルバイトでは得られない経験を得たいと考え、挑戦することを決めました。
 

澤田さん:起業を志していたため、大学に入ってから早く仕事を経験したいと考えていました。

私は教育学部に所属しているのですが、「STEAM教育」というテーマに惹かれたので、参加を志望しました。

また、パナソニックのインターンを経験してみたいと考えていたことも理由の一つです。

 

率直な感想をお願いします!

Q2.参加されたことによる率直な感想をお聞かせください!

高井さん:スタートアップとパナソニック双方の利益になるように、課題を解決していく進め方を実体験できたことが良い経験となりました。

また、デモデイでは社長の前でのプレゼンを一部担当したのですが、普通の大学生でありながら貴重な成長機会を得られたと実感しています。
 

澤田さん:今回のプロジェクトで取り組んだ内容が自分との経験と重なっていたことが良かったです。

朝起きてからすぐ考えてしまう程プロジェクトに熱中してしまっていました(笑)。

 

共創する中での課題

Q3.共創する中で感じた課題はありますか?

澤田さん:オンラインでの活動が多いため、発言するタイミングが難しかったです。

また、12月に対面で初めてチームの方々とお会いした時にも「見当違いのことを言っていては迷惑かも」と尻込みしてしまったことには後悔しています。
 

高井さん:澤田さんと同じく、自分から発言するには勇気が必要でした。

しかし、活動していく中で課題解決方法を模索できたので良かったと感じています。

 

経験を今後どのように活かしたい?

Q4.今回の経験を、今後どのように活かしていきたいですか?

澤田さん:現在大学2年生なので、来年から就活が始まります。

その中で、周りよりも一足先に貴重な経験ができたことが大きな財産になっていると感じています。

将来起業したいという漠然とした目標があるので、今回のプロジェクトで得た「共創イメージ」を将来の自分に活かせると考えています。
 

高井さん:日常のアルバイトや大学では経験することのできないことを多く学べた期間でした。

この経験を今後の就職活動や仕事に活かしていくつもりです。

 

企業イメージへの変化はありました?

Q5.今回のインターンを通じて、パナソニックへの印象は変わりましたか?

高井さん:インターンシップ前は超一流の企業という漠然としたイメージだけを持っていましたが、今回のインターンシップを通じて、そのような大企業でも知名度低下等に対しての課題意識があり、危機感を持っていることを知ることができました。

企業の課題意識を肌身に感じることができたことが大きな発見でした。
 

澤田さん:大きなメーカーだと言ったイメージがあったため、インターンシップへの参加が決定した際には家の中でパナソニック探しをしました(笑)。

最近の人は変わっていくものに興味を持つと感じており、正直Z世代の中でパナソニックの名前を聞くことが必ずしも多くはありません。

今回のインターンシップを通じて、パナソニックが教育分野に進出している点が自分にとって大きな発見でした。

 

まとめ

今回はパナソニック株式会社エレクトリックワークス社が主催するアクセラレータープログラムについてインタビューを行いました。

通常は企業同士のみで行われるプログラムに、専門知識や領域における興味関心を持つ大学生が関わることで、大きな化学反応が生まれたようです。

筆者としては、このように画期的なコラボレーションがより柔軟に起こり、企業や学生と言う枠組みを超えることで大きなイノベーションが生まれるのではないかと考えています。

最後までご一読いただきありがとうございました。

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著者

佐保健太郎

株式会社Motivate代表取締役CEO。大学3年時に長期インターンとして上場企業での法人営業と学生ベンチャーでの新規事業責任者を経験。関西で長期インターンが少ないことを背景にAdvansを立ち上げる。得意なことはお菓子作り。