Wantedlyでのインターンの探し方とは?返信こない原因も解説
掲載企業の求人情報や社風、メンバーが分かるWantedlyですが、長期インターン探しに利用している人も多いと思います。
しかし、Wantedlyにはエントリーボタンがないため、良い求人を見つけたもののインターンに応募できず時間がかかってしまいがちです…。
また、応募できたとしても企業の担当者から返信がこないことも少なくありません。
そこで今回は、Wantedlyの特徴や長期インターンへ応募する方法、応募する際の注意点についてご紹介します!
それでは早速ご覧ください!
目次
そもそもWantedlyとは
Wantedlyとは、企業が採用情報を載せているビジネスSNSです。
ビジネスSNSというだけあって、他の求人サイトとは明確な違いがあります。
その違いとは「条件ではなくミッションや価値観でマッチングする採用サービス」というところです。
具体的に言うと、給与条件を確認出来ないことが挙げられるでしょう。
インターン先の企業を探す上で「無給か有給か」といった点は大いに気になるところだと思いますが、Wantedlyは「理念や文化を大切にする」という考えから、給与面を非表示にしているのです。
その代わりに、社員さんの声や社風を表す写真が多く掲載されているので、雰囲気ややりがいを重視している求職者や企業には人気があります。
Wantedlyで長期インターンシップ求人を探すには?
では早速、Wantedlyで長期インターンシップ求人を探す方法についてご説明します!
Wantedlyで長期インターンシップ求人を探すには大きく分けて5ステップあります。
順を追ってご説明します!
STEP1:まずは会員登録する
まずはWantedlyでの会員登録が必要です。
メールアドレス → 生年月日 → 興味ある単語の設定 → 経歴・学歴を入力します。
所要時間2分程度で完了するので、簡単に登録できますよ!
STEP2:プロフィールを入力する
次に、ホーム画面の右上をクリックして、プロフィール情報を入力しましょう。
この、プロフィールこそがWantedlyで求人を探す上で一番大切と言っても過言ではありません。
Wantedlyでは、求人に申し込んだものの企業から返信のない場合がかなり多い問題があります。
この問題の原因が「求人倍率の高さ」にあるのです。
Wantedlyでは、求人を出して何人採用しようとも掲載企業に追加料金かからない仕組みとなっており、企業はWantedly上から採用し放題となっています。
そのため募集人数が集まっても求人を掲載し続けている企業も多く、学生の応募過多から求人倍率が高くなっているのです。
そこで他の応募学生と差を付ける方法こそがプロフィール情報の充実です。
企業は学生から応募があった際に、その学生のプロフィール情報を閲覧することができます。
そのため、プロフィール情報には企業に自分の魅力が伝わるよう、力を入れるようにしましょう!
STEP3:求人を探す
プロフィールを入力できたら、次は求人を探しましょう!
求人は「募集」タブから探すことができます。
また、探す際には検索条件に「長期インターンシップ」と入力することを忘れないようにしましょう!
他にも地域や職種・業種で絞って検索できるので、詳細に条件を設定することで自分に合った求人を探せます。
STEP4:気になる企業に「話を聞きに行く」
自分に合った求人を見つけたら、早速エントリーしてみましょう!!
しかし、Wantedlyでの応募は少し変わっている点に注意が必要です。
Wantedlyでは求人ページの右側にある「話を聞きに行きたい」ボタンから応募ができます。
このボタンをクリックすると求人に応募でき、応募先の企業からはあなたのプロフィール情報が閲覧できるようになります。
ここで注意が必要なのが、応募したからと言って企業から返信が無いケースが多発しているという点です。
先述した通りWantedlyの求人倍率は非常に高く、人気企業になると20~30倍にも及びます。
そのため、「話を聞きに行きたい」ボタンを押したからと言って人事担当者が必ず反応するとも限らないのです。
プロフィール情報は書類選考も兼ねていると言えます。
気になる企業への選考チケットを失うことが無いよう、エントリー前に力を入れておくことをお勧めします!
STEP5:個人チャットで面談する
企業から返信が来た後は、個人チャット画面で人事担当者とコンタクトを取ることができます。
チャットでは主に面談の日程調整をすることになり、企業から提示された日程を選択し、ZOOMやGoogle Meetsを使ったカジュアル面談を行う企業がほとんどです。
本記事では面接の注意点等の細かいご説明を省きますが、気になる方は下記コラムを参考にしてみてください!
【これだけは注意】長期インターンシップ面接前に確認したいこと4選
これまで、Wantedlyで長期インターンシップ求人を探す方法についてご説明してきましたが、いかがでしたか?
ここからはWantedlyと他媒体とを比較した際のメリット・デメリットについて解説していきます!
Wantedlyで長期インターンシップ求人を探すメリット
Wantedlyで長期インターンシップ求人を探すメリットとしては、次の3点が挙げられます。
一つ一つご説明していきます!
1.掲載求人数が多い
長期インターンを探す際に一番気になるのが「求人数が充実しているかどうか」だと思います。
せっかく良い求人を見つけても、立地や稼働時間等の条件が合わなければ悲しいですよね…。
その点、Wantedlyは利用企業数が計37,000社以上ととても多く、長期インターン生を募集している企業も多いことが特徴的です。
また、Wantedlyは東京都の求人が多いものの全国的に網羅している媒体でもあるので、関西含む地方での募集も比較的見つけやすいと言えるでしょう。
2.社風やメンバー像、創業者の想いから求人を探せる
Wantedlyの大きな特徴として、「条件ではなくミッションや価値観でマッチングする」ことがあります。
具体的にどういうことかと言うと、Wantedlyでは他の求人サイトと比べて写真や社風を表す記事が多く掲載されているのです。
特に、「創業者の想い」や「社員を取材した特集記事」は読むだけでその企業が持っている文化を感じられるため、社風を重視した企業探しに役立つでしょう。
3.専門職(エンジニア・デザイナー)の求人が多い
Wantedlyにはエンジニアやデザイナー等の専門職の求人が多数掲載されているため、自身のスキルを向上したい学生からすると大きなメリットです。
また、エンジニアやデザイナー職にはオンラインで参加可能な求人もあるため、自分に合った求人を細かく絞り込んで探すことができます。
Wantedlyで長期インターンシップ求人を探すデメリット
Wantedlyで長期インターンシップ求人を探すデメリットとしては、下記の3点があります。
こちらも一つずつご説明していきます。
1.応募後に企業から返信が無い場合が多い
こちらが学生からすると大問題なのですが、Wantedlyでは、例え気になる求人にエントリーしたとしても企業から返信が無いケースが多いのです(体感では応募した半数は無反応でした)
この問題には明確な原因が2つあります。
それは、「求人一つ辺りに対して応募してくる学生の数が多い」「Wantedly側では求人の管理をしていない」ことです。
特に求職者の管理を掲載企業に任せていることが、対応の遅さに繋がっています。
通常の求人サイトの場合、掲載企業以外にも求人サイトの運営側が求職者の情報を管理しているため、応募からの返信スピードが遅くなりにくいのです。
この違いがビジネスSNSであるが故のデメリットと言えるでしょう。
2.応募の前に福利厚生や給与を確認できない
こちらはWantedlyが方針である「共感を軸にした採用」を重視しているため、掲載されている求人だけでは福利厚生や給与などの諸条件がまったく確認できません。
そのため、ビジョンや理念に共感して入社する場合でも、入社してみたら実際はブラック企業だったということだってあり得るでしょう。
特に長期インターンでは無給の企業と有給の企業とで大きく分かれています。
有給の企業で働きたい場合には、別の求人サイトを選ぶ方が無難かもしれません。
3.求人を探す際のフォローが一切ない
Wantedlyは長期インターンの求人サイトではないので、原則、運営が長期インターンを探す学生の相談に乗ることはありません。
しかし、長期インターンに初めて挑戦する学生にとっては分からないことだらけで不安なことも多いかと思います。
そのため、先輩に相談しながらインターン先を探したいと考えている学生にとっては不向きな媒体だと言えるでしょう。
応募しても返信がこない場合の対処法とは?
1.プロフィールを充実させる
wantedly上で応募した時に企業側は必ず応募者の「プロフィール」を確認しています。
このプロフィール情報が薄いと問答無用でスルーされてしまうのです。
求人には毎日多くのエントリーがあり、企業の担当者もその対応に追われているため、一人一人に対応している時間がありません。
そのため、まずは自分がどのような人間で何を頑張ってきて、将来的にどのようなキャリアを歩みたいのか。
一目でアピールできるようプロフィールを充実させてみましょう!
2.他の企業にも同時に応募しておく
さて、プロフィールを充実させたからと言って書類選考は簡単に突破できるものではありません。そのため、特に企業へのこだわりがない場合は志望の職種に合わせて複数企業へ申し込むようにしましょう。
志望企業を1社だけに絞ってしまうと、返信を待っている時間が無駄になってしまいます。長期インターンに挑戦する意欲が弱まってしまう前に、3,4社は応募しておくと良いでしょう。
3.別の求人サイトを利用する
しかし、それでも中々採用されない場合は別の求人サイトを利用してみることをおすすめします。
求人サイトによっては面談を通じて、プロのキャリアアドバイザーがあなたのキャリアプランに合わせた求人を紹介してくれる場合があります。
特に、1社目のインターン先を探す場合にはプロのアドバイスを参考にするといいですよ!
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著者
佐保健太郎
株式会社Motivate代表取締役CEO。大学3年時に長期インターンとして上場企業での法人営業と学生ベンチャーでの新規事業責任者を経験。関西で長期インターンが少ないことを背景にAdvansを立ち上げる。得意なことはお菓子作り。